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言語聴覚士、アフリカへ

はじめまして。
6月に入職しました言語聴覚士の飯田です。

私は2016年から、青年海外協力隊としてアフリカのマラウイという国で2年10カ月間ボランティア活動、国際NGOの現地駐在員として8ヶ月間、同じくマラウイとウガンダでアフリカ生活をしていました。

アフリカで何してたの?
と思われる方もいると思うので、今回はいくつか活動の様子を写真でご紹介します!

そもそも皆さんマラウイという国をご存知でしょうか?
マラウイはアフリカの南東部にある日本の3分の1ほどの大きさの小さな国です。
国民の1年間の平均所得(年収)が約380米ドル(約4万円)ほどで、
世界最貧国の1つと言われています。

この国で言語聴覚士として、聴覚特別支援学校と地元のリハビリクリニックで活動をしていました。

1枚目の写真は、聴覚特別支援学校で、低学年の生徒を対象に補聴器の電池チェッカーの使い方を指導している様子です。
アフリカでも海外から寄付された補聴器を使用しているお子さんがいます。

2枚目の写真は、地元のクリニックでPECS(絵カードを使ったコミュニケーション方法)の訓練を行っている様子です。
同僚と相談し、教材を準備しました。

3枚目の写真は、病院の耳鼻科スタッフの村の巡回診察に同行させていただいた際に、聞こえにくさを訴えている患者さんに聴力検査を行っている様子です。
国立病院ということもあり、日本でも使用されているような聴力検査機器がしっかりそろっていました。
村に住む方々は、病院まで片道数時間かかる方も多く、移動手段も徒歩や自転車の方がほとんどです。そのため、海外の資金援助を受けて、このような巡回診察を定期的に実施している地域があります。


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